THE WORLD WE HAVE
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自然は今、存亡の危機に直面しています。天然資源の過剰採取や気候変動など、人間による活動の結果が、生態系を崩壊寸前まで追い込んでいるのです。現在、世界の土地の3分の1が農作物や家畜の生産に充てられている中で、絶滅の危機に瀕している動物や植物の数は100万種にのぼります。また、海の酸性化も多くの海洋生物に影響を与えています。
産業廃棄物によって、海洋の25万平方キロメートルものエリアが生物の住めない場所になっているなど、公害も大きな問題です。にもかかわらず、ビジネスや政治の意思決定において生物多様性への影響が考慮されることは稀です。
大きな変化がなければ、私たちが生きている間に生物多様性は大きく損なわれてしまうことでしょう。